Linux Mint のインストール

Live DVD 形式になっているため、起動してある程度使用できますが、
日本語環境でまともに使用するためには、インストールし日本語化する必要があります。


.iso 形式のダウンロード

日本では ftp.jaist.ac.jp でミラーされています。

17.3 以前をダウンロードする場合は基本的に no codecs をダウンロードして下さい。

18 からはすべての .iso ファイルが Codec なしになりました。

このダウンロードした .iso ファイルを DVD に書き込む等します。

最新版で容量が 1G バイトを超えているため、CD には入りません。

Linux Mint から DVD に書き込む場合は「Brasero」を使用できます。

 

USB メモリを使用するケースもでてきていますが、
USB メモリで起動できない機種もあります。BIOS の設定を確認して下さい。

Linux Mint から USB メモリに書き込む場合は「USB イメージライタ」を使用できます。

USB メモリの起動に問題がある場合は

「USB メモリフォーマッタ」で一度初期化してみて下さい。

 

なお、17.3 までの no codecs ではないバージョン、
LMDE 1・2 の 2015 年以前の ISO を Torrent を使用して .iso 入手すると

日本では法律に接触する恐れがあるため、行わないで下さい。

直接 .iso ファイルをダウンロードする事、また使用する事は現状問題ありません。

18 以降および LMDE 2 の 2017 年公開の ISO より
Codec が含まれなくなったため、この心配はありません。
最新の ISO は安心して配布・使用できます。


インストール手順

基本的にはどのバージョンでも手順は一緒で、

Ubuntu・フレーバー(公式派生)とほぼ同じです。
Linux から GUI によるインストーラを経験している人であれば
問題なくインストールを進められるでしょう。

 

KDE と Debian Edition はインストーラが異なり、表示が違います。

Debian Edition は日本語を選択してもほとんど英語です。

行う手順としては KDE と Debian Edition でも他とほとんど変化ありません。

 

一部のパッケージをダウンロードしようとしますので、

この段階でインターネットに接続しておいて下さい。

18 からはネット接続によって fcitx-mozc (日本語入力環境) がインストールされます。

 

起動直後。
この時にキーを押すと
メニューになります。

OS が起動します。
インストールは
アイコンを選びます。

※ 18 KDE はメニューより

日本語を選びます。
あとは画面の表示にしたがって進めて下さい。


 

インストールの詳細な手順は
その他メモ/インストール | Linux を入れよう を参照して下さい。

(18 などは Ubuntu、または Linux Mint Debian Edition です)

 

起動直後の画面から変化しない場合、CPU が原因で起動できない可能性があります。

主に下記が原因で起動できていないでしょう。

  • 32ビット CPU なのに 64 ビット版を起動している
  • PAE 非対応の CPU で起動している

起動画面で何かキーを押してメニュー表示にし、
tab を押すと起動オプションがでてきますので、quiet splash を消して下さい。

これで具体的にメッセージが表示され、何か原因で起動しないかが把握できます。

VirtualBox では 設定 - システム - プロセッサ タブ の

「PAE/NX を有効化」にチェックを付けておく必要があります。

 

17 で非 PAE の CPU を使用する場合、

起動オプションの後ろに forcepae を加えると起動できる場合があります。

または Debian Edition をご検討下さい。

 

また、17 でビデオカードの問題で起動に失敗する場合は

起動オプションの後ろに xforcevesa を加えると起動できる場合があります。

 

Windows や他の Linux を入れている場合

すでに他の OS が入っている環境でも
普通に Linux Mint を起動し

インストールを進めて構いません。

Linux Mint は入っている OS を確認し、

確認メッセージを表示します。

他の OS を残す事もできますし、

削除してインストールする事も可能です。

 

Windows 実行ファイルでインストールする

mint4win は最新版に正式対応していません。

Wubi は非対応です。

 

Puppy Linux など、Frugal インストールされている Linux は認識しません。
GRUB 2 をインストールした場合は、個々に追記する必要があります。

 

インストールに失敗する場合 (18.1)

一部の機種でインストール作業のブートローダー GRUB をインストールする際に

次のメッセージを表示してインストールクラッシュしてしまう事があります。

 

“'grub-efi-amd64-signed'パッケージを/target/にインストールするのに失敗しました。 

 

18.1 の ISO で使用されているパッケージに不具合があるようです。

次のいずれかで解決して下さい。

  • Linux Mint 18 でインストールしなおす。
    パッケージ更新で最新状態にでき、
    必要であれば 18.1 へのアップグレードも可能です。(必須ではありません)
  • Boot-Repeir-Disk や Rescatux を用いて GRUB を復旧させる。
  • Super Grub2 Disk でインストールした Linux Mint を起動し、 
    端末で次のコマンドを実行する。
     sudo apt update
     sudo apt dist-upgrade
     sudo grub-install /dev/sda (sda は異なる場合あり)
     sudo update-grub

インストール動画

運営者が実際に Linux Mint をインストールし、

使用できるようにするまでの手順を動画にしました。

17・18 系は他でも手順はほぼ同じです。

 

Linux Mint Debian Edition はインストーラーが異なるため別途動画にしています。

MATE を使用していますが、Cinnamon でもほぼ同じです。

入力メソッドがインストールされていないため、インストールを要します。


OEM インストール

Linux Mint は OEM インストールに対応しています。

17.3 までは OEM 版として異なる ISO で配布されていましたが、

18 からは通常の ISO で OEM インストールが可能になっています。

 

18 以降は起動メニューに OEM install が存在しますので、これを起動します。

インストールは次の項目が異なります。

  • PC のシリーズ(製造ロッド)はパソコン固有の番号です。
    (パソコン毎に変えます)
    クラッシュやバグ報告でこの番号が含められます。
    これで利用者の特定が可能です。
  • アカウント名は oem、名前は OEM configure に固定されています。
    この oem アカウントは一時的に出荷前の作業を行うアカウントで、削除されます。
    そのため、この情報を出荷後の利用者に教える必要はありません。

その他の項目は通常のインストールと同じです。

 

18 以降は起動メニューに

OEM Install があります。

 

oem ユーザーは出荷前の作業を行う

仮のアカウントです。後に削除されます。

 


アカウント oem でログインし、インストール時に不足している追加パッケージや

デスクトップの調整を行います。これは全アカウントに反映されます。

日本語デスクトップの場合、fcitx-mozc などの入力メソッドはここで調整するでしょう。

 

作業が終わったらデスクトップにある
アイコン エンドユーザーへの出荷準備 をクリックします。

これで oem ユーザーは削除されます。
この段階で販売などを行いパソコンを提供します。

 

受け取った利用者が起動するとインストール画面に近い初期設定画面になります。

ここで改めて言語やアカウントを設定します。これが実際に使用する設定になります。

 

初期設定が完了したら エンドユーザーへの出荷準備 をクリックして、出荷します。

利用者が起動すると初期設定になり、

言語やアカウントを設定できます。


 

OEM インストールのより詳細な手順は

OEM インストール | Linux を入れよう を参照して下さい。

 

oem アカウントは一時的な作業を行うアカウントで、削除されます。

この oem アカウントのままメイン利用しないで下さい。